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C++ Coding Standards

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著者:Herb Sutter、Andrei Alexandrescu
翻訳:浜田真理
監修:浜田光之

 感想

C++を使う上で、気にかけた方が良いことや知っていた方が良いことを101個のフレーズにまとめた本。

大きくまとめると、こんな内容。

プログラムを作るときの方針の話

実は、『短くてわかりやすいプログラムを書きましょう』の一言ですむ内容かも。その割に、クラス名や関数名への言及が全くないのがおかしいが。

C++の知っておいた方がいい話

コンストラクタやデストラクタや代入演算子の話。C++を使い始めた頃に、疑問に思うようなこと。

本当に細かいテクニックの話

STLやテンプレートの細かいテクニックの話。そもそも、本当にSTLを使わないといけないのか? テンプレートを使わないといけないのか? そういう、基本的な切り分けの話は無い。

まともなプログラマーならほとんどは知ってる内容のような気がするけど、それなりにまとまってるし、一度は目を通しておいても良いかもしれない。

ただ、全体的に、表現が冗長で読みにくいところは覚悟が必要。

ある特定の計算に関してどのくらいのデータ量で問題が起こるかを考えるより先に、データの増加に対応出来ないような処理アルゴリズムは避けるべきである。

・・・何を言いたいんだ。おまえは(´・ω・`)

プログラミング能力の前に、根気と読解力が必要かも。これで、2,800円の価値があるかは微妙。図書館で借りてきて読むには良い本かもね。


(2009/11/27 書評