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Qtのインストールメモ2

Qtをインストールしたときのメモ、第2弾。応用編? DLLを一切使用しない形でコンパイルできるように、ライブラリを構築します。細かいところは前回の話を参照で。

前回の話はこちら>Qtのインストールメモ

 準備

アーカイブを展開して環境変数を設定するところまでは前回と同じ。debug版は使わないので、qmakeをいじる必要は無し。

qmake.confをいじる

ファイル:C:\devenv\qt\qt4.5.3\mkspecs\win32-msvc2008\qmake.conf
修正箇所:22-23行目
修正前:

QMAKE_CFLAGS_RELEASE    = -O2 -MD
QMAKE_CFLAGS_DEBUG      = -Zi -MDd

修正後:

QMAKE_CFLAGS_RELEASE    = -O2 -MT
QMAKE_CFLAGS_DEBUG      = -Zi -MTd

つまり、コンパイルフラグを修正してDLLを使わないように指定。

project.proをいじる

project.proを修正

ファイル:C:\devenv\qt\qt4.5.3\projects.pro
修正箇所:22-23行目
修正後:

CONFIG += ordered
TEMPLATE = subdirs

QT_BUILD_PARTS = libs

cross_compile: CONFIG += nostrip

libsのみを処理の対象に。これで、srcフォルダの中だけを処理してくれる。

 コンパイル

最低限必要な部分だけ作業。

configure

> cd C:\devenv\qt\qt4.5.3
> configure -release -static -D _CRT_SECURE_NO_WARNINGS

静的なライブラリでリリースのみ。

make

> nmake sub-src

必要なライブラリのみをコンパイル。

clean

> nmake clean

いらないファイルをばっさり削除。

この時点でコンパイルテスト。プログラムの方でも、リンクするライブラリの指定を修正する必要があることに注意。コンパイルしたプログラムをVisual Studio 2008もQtも無い環境に持って行って、無事に動作すれば成功。

 不要なファイルを削除

基本編と同じ。demos / doc / examples / toolsフォルダも削除可能。srcフォルダは削除不可。

この状態で511MB程度。

あとは、必要に応じてライブラリを入れ替えればOK。ライブラリの入れ替えは・・・ スマートにやろうと思ったらシンボリックリンク? 手っ取り早くやろうと思ったら、フォルダの名前を変更で。


(2009/11/08 メモ,Qt